親知らず抜歯後の出血はいつまで続く?止血方法と受診すべきタイミング

親知らず抜歯後の出血はいつまで続くのが正常?
抜歯後の出血は、ガーゼで30分〜1時間しっかり圧迫すれば多くの場合は落ち着きます。術後12〜24時間は唾液に血が混じる程度のにじみが続くことがありますが、これは正常な経過です。
通常は抜歯後30分程度で出血はおさまります。ただし翌日の朝まで唾液に血が混じる状態が続くことがあり、口全体に血の味が広がるため不快に感じる方も多いです。
出血量の目安として、「5分噛んだガーゼに白い部分が残る程度、またはガーゼが薄くピンク色に染まる程度」を正常範囲と説明しています。唾液に溶け込むと多量に見えますが、ガーゼの染まり具合で判断することが大切です。
厳密には当日の夜もしくは翌日の朝にはほぼ止血していることが多く、夜にかけて体温が上がると出血しやすくなる傾向があります。
池袋・豊島区の歯科クリニック
抜歯後の出血が気になる方はご相談ください
親知らず抜歯後は一定の出血が見られますが、長時間続く・量が多い場合は受診の目安となります。不安なことがあれば、池袋のアーバン池袋歯科クリニックへお気軽にご連絡ください。
抜歯後に出血が止まらない原因は何か?
出血が止まらない主な原因は、圧迫止血の不足・血餅の脱落・持病や薬の影響の3つです。それぞれの原因を正しく理解することで、適切な対処ができます。
圧迫止血がうまくできていない
抜歯後にガーゼを噛む際、ガーゼの大きさが小さすぎたり、傷口に正確に当たっていなかったりすると止血が不十分になります。清潔なガーゼを直径1cm程の硬い団子状に丸め、しっかり30分噛み続けることを推奨しています。
また、圧迫中に口を緩めてしまうと圧力が不十分になります。椅子に座った姿勢で行うと、お口周りの血圧が上がりにくく止血しやすくなります。
血餅(けっぺい)の脱落
抜歯後の穴には「血餅」と呼ばれる血のかたまりが形成され、傷口を保護します。歯科医監修の解説サイト(2525.biz)によると、強いうがいや唾液を頻繁に吐き出す行為、舌や指で触ることで血餅が剥がれ、再出血やドライソケットの原因になります。
血餅が剥がれると骨が露出した「ドライソケット」という状態になり、強い痛みと出血が続くことがあります。これは抜歯後の合併症として特に注意が必要です。
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持病・薬の影響
血液をサラサラにする薬(ワーファリンなどの抗凝固薬・バイアスピリンなどの抗血小板薬)を服用している方は、出血が止まりにくくなります。血友病などの血液疾患をお持ちの方も止血に時間がかかる場合があります。
糖尿病・高血圧・肝臓疾患・白血病・血小板減少症なども出血リスクを高めます。これらの持病がある方は、抜歯前に必ず歯科医師に申告してください。
横向き・埋没した親知らずの影響
斜めや横向きに生えた親知らずは、歯ぐきや骨を大きく開いて抜歯する必要があるため、術後に出血が続きやすい特徴があります。傷口が深く複雑になるほど、止血に時間がかかります。
出血が止まらないときの正しい止血方法は?
自宅での応急処置はガーゼによる圧迫止血が基本で、清潔なガーゼを団子状に丸めて30分しっかり噛み続けます。それでも止まらない場合は歯科医院へ連絡してください。
ガーゼによる正しい圧迫止血の手順
- 手をよく洗い、清潔な状態を確保する
- 清潔なガーゼを直径1cm程の硬い団子状に丸める(傷口より少し大きめが目安)
- 抜歯した部分に正確に当てがい、しっかりと30分間噛み続ける
- 途中でガーゼを確認したり、うがいをしたりしない
- 30分後にガーゼを外して出血の度合いを確認する
- まだ出血が続く場合は新しいガーゼに交換し、再度30分噛む
- 2時間以上止まらない場合はすぐに歯科医院へ連絡する
ガーゼがない場合は、清潔なティッシュを硬く丸めて代用できます。ただし綿花は傷口に繊維が残ることがあるため避けてください。
頬を冷やす方法
冷たいタオルなどで頬を外側から冷やすと血流が抑えられ、止血を助けます。四日市くぼた歯科・矯正歯科によると、氷のように冷たすぎるものは逆効果になるため、水で濡らしたタオルを使うことが推奨されています。ガーゼで圧迫しながら頬を冷やすと効率よく止血できます。
ティーバッグを使った止血法
LeaLea歯科・矯正歯科クリニックによると、お茶や紅茶のティーバッグを少し湿らせてガーゼと同じ要領で傷口に当てて圧迫すると、お茶に含まれるタンニン酸という成分が血液凝固を促進し、止血しやすくなります。ガーゼでの止血がうまくいかない場合の追加手段として活用できます。
止血中・止血後にやってはいけないこと
- 強いうがい:血餅が剥がれて再出血の原因になる
- 舌や指で傷口を触る:血餅の脱落・細菌感染のリスク
- 飲酒・長風呂・激しい運動:血行が促進されて出血しやすくなる
- 喫煙:血管収縮と血流悪化で治癒が遅れる
- 横になる姿勢での圧迫止血:お口周りの血圧が上がり出血しやすくなる
抜歯後に受診すべきタイミングはいつか?
2時間以上出血が続く場合、または血がポタポタ垂れるほどの出血がある場合は、すぐに抜歯した歯科医院へ連絡してください。夜間・休日でも緊急性が高い場合は救急対応の医療機関を受診します。
すぐに受診が必要なサイン
- 2時間以上ガーゼを替えても出血が続く
- 血がポタポタと垂れるほどの出血量がある
- ガーゼが真紅に染まって血がしたたる状態が続く
- 唾液がずっと赤く染まっている
- 血の味・においが何時間も続く
- 抜歯から数日後に突然強い痛みと出血が始まった(ドライソケットの疑い)
経過観察でよいサイン
- ガーゼに白い部分が残る程度の染まり
- ガーゼが薄くピンク色に染まる程度
- 唾液にうっすら血が混じる程度(術後12〜24時間以内)
- 翌朝にはほぼ止血している状態
夜間や休日に出血が止まらない場合は、まず抜歯した歯科医院の緊急連絡先に電話してください。対応できない場合は、夜間救急歯科や救急病院の口腔外科を受診します。東京都内であれば、東京都歯科医師会の休日・夜間歯科診療案内を活用できます。
抜歯後の出血を防ぐための生活習慣は?
抜歯後の出血予防には、当日の安静・食事の工夫・処方薬の服用が重要です。正しい生活習慣を守ることで、回復を大幅に早めることができます。
食事・飲み物の注意点
- やわらかい食べ物(おかゆ・豆腐・ゼリーなど)を選ぶ
- 硬いもの・辛いもの・熱いものは傷口を刺激するため避ける
- ストローで飲む行為は口腔内の圧力変化で血餅が剥がれるため禁止
- アルコールは血行を促進するため当日は禁止
- 熱い飲み物(コーヒー・お茶など)は血管を拡張させるため避ける
入浴・運動・睡眠の注意点
- 当日の入浴はシャワー浴のみにする(長風呂・サウナは禁止)
- 激しい運動は血圧・血流を上げるため当日は避ける
- 就寝時は枕を2つ重ねて頭を高くすると患部の血圧が上がりにくい
- 患部を下向きにする姿勢は避け、仰向けで寝る
処方薬の正しい服用
四日市くぼた歯科・矯正歯科によると、抜歯後には傷口の細菌感染・化膿を防ぐための抗生物質と、痛みを和らげる鎮痛剤が処方されることがあります。歯科医師の指示に従って、処方された薬はきちんと服用してください。自己判断で中断すると感染リスクが高まります。
喫煙の影響
喫煙は血管を収縮させ、傷口への血流と酸素供給を低下させます。血餅の形成を妨げ、ドライソケットのリスクを高めることが知られています。抜歯後少なくとも数日間は禁煙することが強く推奨されます。
池袋・豊島区の歯科クリニック
止血がうまくいかない・出血が繰り返す場合は早めのご受診を
ガーゼでの圧迫を試みても出血が続く、または一度止まって再び出血した場合は、早めの受診をご検討ください。お電話またはWebからご予約いただけます。
ドライソケットとは何か?出血との関係は?
ドライソケットとは、抜歯後に血餅が形成されず骨が露出した状態で、抜歯後2〜4日目から強い痛みと出血が続くのが特徴です。通常の出血とは異なり、適切な治療が必要です。
血餅は傷口を保護し、治癒を促進する重要な役割を担っています。強いうがい・喫煙・ストローの使用・舌で触る行為などによって血餅が剥がれると、骨が直接外気にさらされてドライソケットになります。
- 症状:抜歯後2〜4日目から始まる強い痛み、口臭、出血の再発
- 原因:血餅の脱落(強いうがい・喫煙・ストロー使用など)
- 治療:歯科医院での洗浄・薬剤充填・経過観察
- 予防:抜歯後の安静・禁煙・うがいを控える
ドライソケットは自然治癒に時間がかかるため、疑いがある場合は速やかに歯科医院を受診してください。放置すると痛みが長期化し、感染リスクも高まります。
池袋で親知らず抜歯後の出血が心配な方へ
ドライソケットとは?親知らず抜歯後の強い痛みと受診目安を徹底解説
親知らずの抜歯後の出血や痛みは、術後の管理体制が整った歯科医院で治療を受けることで大きく軽減できます。
アーバン歯科 池袋駅前院は、池袋駅から徒歩1分という通いやすい立地にあり、口腔外科学会に所属するドクターが多数在籍しています。埋まっている・横向きに生えているなど難易度の高い親知らずにも院内で対応でき、大学病院を紹介されがちなケースでも完結できる体制が整っています。
抜歯前には歯科用CTで神経との位置関係を立体的に把握し、写真や動画を用いた丁寧な説明で不安を解消します。表面麻酔をしっかり効かせてから注射を行うため、麻酔時の不快感も最小限です。歯科治療が苦手な方には静脈内鎮静法にも対応しており、眠っているような状態で処置が受けられます。
初診当日の抜歯・複数本の同時抜歯にも対応しており、日曜診療・19時以降の診療も行っています。抜くべきか迷っている方や、他院で難しいと言われた方もまずはご相談ください。
よくある質問
親知らず抜歯後の出血はいつまで続きますか?
通常は圧迫止血で30分〜1時間以内に落ち着きます。術後12〜24時間は唾液に血が混じる程度のにじみが続くことがありますが正常な経過です。翌朝にはほぼ止血していることがほとんどです。
2時間以上出血が続く場合はどうすればよいですか?
2時間以上出血が続く場合は要注意のサインです。まず清潔なガーゼを団子状に丸めて30分圧迫止血を試み、それでも止まらない場合は抜歯した歯科医院へすぐに連絡してください。
血がにじむ程度でも受診が必要ですか?
術後12〜24時間以内の唾液へのにじみ程度は正常範囲です。ガーゼが薄くピンク色に染まる程度であれば経過観察で問題ありません。血がポタポタ垂れる・ガーゼが真紅に染まる場合は受診が必要です。
抜歯後に強いうがいをしてはいけない理由は?
強いうがいは傷口に形成された血餅を剥がしてしまい、再出血やドライソケットの原因になります。抜歯後はうがいを控えるか、優しくゆすぐ程度にとどめてください。
ワーファリンなどの血液をサラサラにする薬を飲んでいますが抜歯できますか?
日本口腔外科学会のガイドラインでは、特定の例を除き抗血栓薬を内服したまま抜歯を行うべきとされています。圧迫・局所止血剤・縫合などの処置でほとんどの場合は止血可能ですが、必ず事前に歯科医師へ申告してください。
ドライソケットになったかもしれません。どうすればよいですか?
抜歯後2〜4日目から強い痛みが始まった場合はドライソケットの疑いがあります。自然治癒には時間がかかるため、速やかに抜歯した歯科医院を受診してください。洗浄・薬剤充填などの処置が必要です。
抜歯後の出血を防ぐために当日できることは何ですか?
当日は飲酒・長風呂・激しい運動・喫煙を避け、やわらかい食事をとり、処方薬を指示通りに服用してください。就寝時は枕を高くして頭を上げた姿勢で寝ると出血しにくくなります。
横向きに埋まった親知らずは抜歯後の出血が多いですか?
横向き・埋没した親知らずは歯ぐきや骨を大きく開く必要があるため、傷口が深く複雑になり出血が続きやすい特徴があります。口腔外科専門のドクターによる適切な処置と術後管理が特に重要です。
抜歯後に頬を冷やすのは効果がありますか?
水で濡らしたタオルなどで頬を外側から冷やすと血流が抑えられ、止血と腫れ軽減に効果があります。ただし氷など冷たすぎるものは逆効果になるため避けてください。
池袋で親知らず抜歯の相談ができる歯科医院はありますか?
アーバン歯科 池袋駅前院は池袋駅徒歩1分で、口腔外科学会所属のドクターが在籍しています。難症例・初診当日抜歯・静脈内鎮静法にも対応しており、抜くべきか迷っている方も相談から始められます。
結論
親知らず抜歯後の出血は、正しい圧迫止血(ガーゼを団子状に丸めて30分)を行えば多くの場合は落ち着きます。術後12〜24時間のにじみは正常ですが、2時間以上止まらない・血がポタポタ垂れる場合はすぐに歯科医院へ連絡してください。強いうがい・飲酒・喫煙・激しい運動を避け、処方薬を正しく服用することが回復を早める最善策です。難症例や出血リスクが高い方は、口腔外科専門のドクターが在籍する体制の整った歯科医院を選ぶことが安心への近道です。
【著者情報】

院長 :羽山 開智
こちらに来る前までは他院にて全般的に歯科治療をしていました。
患者様には安心して治療していただけるよう丁寧な説明を心がけております。
安心して治療を受けていただける医療を提供したいと思っております。
略歴
2021年 歯科医師免許取得
2022年 神奈川県内の歯科医院にて勤務医
現在に至る
出勤日
- 日曜日
- 火曜日
- 水曜日
- 木曜日
- 土曜日
担当科目
- 一般歯科
- 審美〈セラミック治療〉
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